
相談したい方へ
行き詰る前に、ご相談ください
犬猫の問題として見えていることの背景には、
飼い主さんの高齢化、病気、入院、生活困窮、孤立、地域との関係など、
人の暮らしの困りごとが関わっていることがあります。
当会では、犬猫だけを見るのではなく、
その背景にある人の暮らしや地域の状況も含めて、
できる方法を一緒に考えたいと思っています。
すべてのご相談に対して、引取りや対応をお約束するものではありません。
けれど、早めに相談していただくことで、選択肢が広がることがあります。

① ペットのことで困っている方へ
高齢・病気・入院・生活困窮などで不安がある方
高齢、病気、入院、施設入所、生活困窮などにより、
犬猫との暮らしを続けることが難しくなることがあります。
「このまま飼い続けられるか不安」
「入院したいけれど、ペットがいる」
「家族に頼れない」
「フード代や医療費が負担になっている」
そんな時は、行き詰る前にご相談ください。
当会では、すぐに引き取る・引き取らないではなく、
まず状況を整理し、
飼い主さんとペットにとってできる方法を一緒に考えます。

② 野良猫・地域猫で困っている方へ
地域の問題は、地域で解決する
庭にフンをされる。
鳴き声が気になる。
子猫が生まれている。
餌をあげる人と困っている人の間でトラブルになっている。
野良猫の問題は、猫だけの問題ではなく、地域の中で起きている課題です。
当会では、「地域の問題は、地域で解決する」という考えのもと、
自治会や地域住民の皆さまが主体となる
TNR活動を伴走支援しています。

③ 保護したい・見つけた方へ
すぐに保護する前に、確認してほしいことがあります
困ってそうな犬猫を見つけた時、
「助けたい」「保護したい」と思う気持ちはとても大切です。
ただ、すぐに連れて帰る前に確認が必要です。
その子は本当に保護が必要な子なのか。
飼い主がいる可能性はないか。
母猫が近くにいないか。
病気や感染症のリスクはないか。
医療費や養育費は誰が支払うのか。
先住犬猫に影響はないか。
保護することは、命を預かる責任でもあります。
当会では、保護前に知っておいてほしいことや、
初期医療、感染症対策、ふくふく学校についてもご案内しています。
保護する前に、どうしたらいいか。
自分には何ができるのか。
お気軽にご相談ください。

④ 福祉・行政・自治会・民生委員の方へ
動物の問題は、人の暮らしのサインかもしれません
多頭飼育崩壊や飼育困難は、
表に出てきた時にはすでに深刻化していることがあります。
その背景には、高齢化、病気、入院、認知症、
生活困窮、孤立、家族不在など、
人の暮らしの困りごとが隠れていることがあります。
訪問看護、ヘルパー、ケアマネジャー、民生委員、
自治会、行政、地域包括支援センターなど、
日頃から人の暮らしに関わる方々の小さな気づきが、
早期発見につながります。
人や地域、社会のためにも、動物の問題として切り離さず、
人と動物の暮らしを一緒に支える方法を考えていきたいと思っています
ご相談の前に
当会は、すべての犬猫を引き取れる団体ではありません。
状況をお聞きし、犬猫の状態、飼い主さんの状況、地域の関係性、
緊急性、当会の受け入れ状況などを確認しながら、
できる方法を一緒に考えます。
相談内容によっては、訪問費、交通費、医療費、フード・消耗品費、
預かり費などが発生する場合があります。
生活困窮などにより費用負担が難しい場合は、
状況確認・審査のうえ、基金の活用を検討する場合がありますが
これらも支援者の方によって支えられているものです。
支援を受けるだけでなく、
相談者、関係者の皆様のご支援もよろしくお願いします。
