保護施設をつくりたい?
それとも
保護の要らない社会をつくりたい?
保護活動の未来を考えて行動する
最近、メディア等でも保護犬猫の話題が多く、助けを必要としている犬猫のために何かできることがしたいそう思っている方も多いのではないでしょうか。
まだまだ保護される犬猫が多く、現段階では保護活動が必要です。
でも、保護活動がいらない社会を目指して活動をするのと、しないのとでは未来が大きく変わると考えています。
保護団体が必要ない、
助けをもとめる子がいない未来を
熊本県では平成28年度の犬の捕獲及び引取り数は1941頭。
猫の引取り及び負傷猫保護頭数は1799頭。
行政機関での保護の数は年々、減少傾向となっていますが、
「野良猫が増えて困っている」という住民からの相談や「入院して飼えなくなった」など
犬猫の問題は多く、社会の大きな課題となっています。
私たちがめざす未来は、保護活動が必要ない社会。
これまで保護団体やボランティアの方々が増えたこともあり、
殺処分数は年々減少しています。
しかし、野良猫の繁殖、多頭飼育崩壊、飼い主の飼育放棄など、根本課題は未解決で、保護と譲渡が繰り返されるいたちごっこの状態です。
In Kumamoto Prefecture alone, the number of captured and sheltered dogs in 2016 was 1.941 and the number of sheltered or injured cats 1.799. Although the number of animals protected by local administrative agencies has been decreasing, problems such as the increase of stray cats and elderly people being unable to care for their pets f.e. because of hospitalisation, remain significant societal challenges. Our goal is to contribute to a society where animal protection is unnecessary. Despite efforts from various organisations and volunteers, issues like stray cat reproduction and pet abandonment persist.
「誰かがやってくれる」ではなく
「自分には何ができるか」
地域課題を解決するためには、一人一人が当事者意識を持って取り組むことが大切です。
保護犬猫たちのために何かしてあげたい、と思っている方は多くても、実際には自分には何もできないと思い込んでいる方も多いようです。
保護団体に入ったり、犬猫を自分で保護したりしなくても、それぞれのライフスタイルに合ったかたちで支援できることは沢山あります。
目の前の助けたい命。自分には何ができるか。
一人で100%ではなく、10人が10%ずつ力を出し合えば100%になります。
皆さまのご協力をお願いしたします。