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​保護の最前線で出会うたくさんの命

​犬猫の会は、熊本県上益城地域の5つの町で保護された犬や猫が収容される御船保健所に関わっています。

迷子・遺棄・飼い主からの引取りなど保健所や愛護センターには沢山の犬や猫が収容されており、保護団体や個人、行政など、さつ処分ゼロを目指し譲渡推進や啓発等に取り組んでいますが、譲渡しても再び新しい子が保護される
いたちごっこの現状があります。

目の前の命を救うために、私たちも日々活動していますが保護される動物たちは待ってはくれません。

保護するためには、
安全に管理できる場所・医療や養育の費用・お世話をしてくれるが欠かせません。

この課題解決のためには、多くの人々の協力が必要不可欠なのです。

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​熊本県 御船保健所

熊本県で一番古く、一番小さな犬舎がある御船保健所では
最大5頭の犬が収容できます。しかし、熊本県上益城郡の5つの町(御船・嘉島・山都・益城・甲佐)から保護される子は後を絶たず、
いつも満舎のギリギリの状態です。

犬猫の会では、ボランティアスタッフとして、毎月シフトをつくり保健所の犬のお世話に行っていますが、迷子の子を迎えに来る飼い主さんや、新しい飼い主さんを希望する方はまだまだ少ない状況です。

現在、猫については全て私たちの会で引き取っています。
しかし、保護できる頭数に限りがあるため、
全ての子を、私たちの会に引き取ることも難しく、保健所で新しい飼い主さんを待つことしかできない場合がほとんどです。


そもそもどうして保護されるのか?

​根本的な解決が必要です。

​一人一人が当事者意識を持つ

​「助けてください」「保護してください」という相談が多く寄せられます。
私たちも、できる限りのサポートは行いたいと思っていますが、保護する責任は、一生この子を飼養する責任と変わりません。

譲渡先がすぐに見つかれば良いですが見つからず、終生飼養となることもあります。
保護することは、とても大きな責任を伴うものです。

まずは、そのことを一人一人が十分に理解し、「助けたい」という感情と同時に「自分に保護できるのか?」と自分自身に問いかけましょう。

「かわいそう」「助けたい」という動物愛護精神は大切ですが、保護した後に生活環境や福祉に配慮した適切な飼養ができていなければ、果たして「保護」と言えるでしょうか。

二次レスキュー(保護先から再び保護されること)にならないように、常に自身(団体)の容量を把握し、ときには誰かに協力してもらいながら、持続可能な活動を目指して行うことが大切です。

保護をしたい!でもどうすれば?

​医療費・養育費

​一時的な
預かり場所

​お世話係

目の前に、助けたい命がある。けれど、自宅では飼うことができない。

どうしても助けたい!と思ったら、まずは自分に何ができるか考えてみましょう。

「優しさだけ」では保護はできません。

その子を守るためには、お金・場所・人が必要です。

 

とりあえず、まず保護したら病院へ連れていき、必要な処置をすることです。

100%の保護が難しければ、誰かに相談して手伝ってもらいましょう。

 

私たちの会でも、お手伝いができるかもしれません。

皆で、力を出し合えば、多くの命を助けることができるでしょう。

猫の捕獲機の貸し出し

当会では、飼い主がいない猫の避妊去勢手術のための猫の捕獲器の貸し出しを行っております。詳細はお問合せください。

※賛助会員様、ふくふく会員様限定です
※当会の捕獲機の貸し出しは有料となります。最寄の自治体では、無料で貸し出している場合もあります。

※捕獲のお手伝いも承っておりますので、ご相談ください。
 

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