
人と動物が共に幸せに暮らせる地域づくり
山ぼうしの樹犬猫の会は、熊本県を拠点に、
犬猫の保護・譲渡、飼育困難相談、多頭飼育崩壊への支援、
TNR活動、教育・啓発活動などを行っている団体です。
私たちが大切にしているのは、
犬猫を「保護して終わり」にしないこと。
動物の問題の背景には、高齢化、病気、入院、生活困窮、孤立、家族関係、
地域とのつながりの薄さなど、さまざまな「人の困りごと」があります。
だからこそ私たちは、動物だけを見るのではなく、
その背景にある人の暮らしにも目を向けながら、
人と動物を一体で支える活動を行っています。
私たちのはじまり
山ぼうしの樹犬猫の会の活動は、
2022年4月に熊本県上益城郡甲佐町にあるお店及びコミュニティースペース「山ぼうしの樹」を拠点に発足しました。
最初の活動は保健所でのボランティアからでした。
行き場を失った犬猫たち。
飼い主さんの事情で手放される命。
多頭飼育崩壊や、地域で増え続ける猫の問題。
現場に関わる中で見えてきたのは、
動物の問題は、"動物だけ見ていても"
解決できないということでした。
「飼い主が悪い」 「無責任だ」 そう責めるだけでは、
同じ問題は繰り返されます。
本当に必要なのは、問題が大きくなる前に気づき、
人と動物の暮らしを地域の中で支える仕組みをつくること。
その想いから、私たちは活動を続けています。
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目指していること
私たちが目指しているのは、
一頭でも多く保護することだけではありません。
もちろん、今、目の前にいる命を守ることは大切です。
けれど、保護される犬猫が増え続ける社会のままでは
現場はいつか限界を迎えてしまいます。
だから私たちは、
「そもそも保護施設のいらない社会」を目指しています。
それは、保護しないという意味ではありません。
犬猫が手放される前に。
飼い主さんが孤立する前に。
地域の中で困りごとに気づき、 支え合える仕組みをつくること。
その先に、保護に頼り続けなくてもよい社会があると考えています。

蛇口をしめる10の原則
1. 蛇口を締める人を増やす
保護する人だけでなく、問題が起きる前に気づき、関われる人を地域に増やす。
2. 一人でやろうとしない
動物の問題は、一人の善意や一団体だけでは抱えきれない。
地域・行政・福祉・専門家とつながる。
3. 動物問題だけで扱わない
犬猫の問題の背景には、高齢化、病気、孤立、生活困窮、家族関係など、
人の暮らしの課題がある。
4. 早期発見・早期対応
多頭飼育崩壊や飼育困難が深刻化する前に、小さなサインに気づき、早めに関わる。
5. 福祉・地域・行政と線を引かずにつながる
「これは動物の問題」「これは福祉の問題」と分けず、人と動物を一体で支える。
6. 正論を武器にしない
「飼い主が悪い」「無責任だ」と責めるだけでは、同じ問題は繰り返される。
現実的な解決につなげる。
7. 可視化し、社会に返す
現場で起きていることを、感情だけでなく、社会課題として伝える。
啓発し、仕組みづくりにつなげる。
8. 50点の解決を許容する
完璧な解決だけを求めない。
散歩だけ、掃除だけ、見守りだけでも、命と暮らしを支える一歩になる。
9. 地域の問題は地域で解決する
外から引き取って終わりではなく、地域の中で支え合える形をつくる。
10. 支援する人も守られる存在にする
善意や自己犠牲に頼りすぎない。
ボランティアや支援者が疲弊しない仕組みをつくる。

活動内容
飼い主さんの相談支援
高齢、病気、入院、生活困窮などにより、ペットとの暮らしに不安を抱える方の相談を受けています。
犬猫の保護・譲渡
行き場を失った犬猫を保護し、新しい家族へとつなぎます。
飼育崩壊を防ぐ支援
多頭飼育崩壊や飼育困難が深刻化する前に、
行政・福祉・地域と協力しながら、早期発見・早期対応を行います。
地域猫・TNRの伴走支援
地域で増える猫の問題に対し、住民同士が話し合い、
協力しながら解決できるよう伴走します。
行政・福祉・地域との連携
動物の問題を、人の暮らしや地域福祉の課題として捉え、
関係機関とつながりながら支援の道筋をつくります。
支える人を育てる活動
ボランティア講習会や勉強会を通して、
人と動物の問題に関われる人材を育てています。
学びと啓発の場づくり
譲渡会、勉強会、啓発活動を通して、
命との向き合い方や、地域で支え合う大切さを伝えています。
ペットとの暮らしの相談
日々の飼育、しつけ、医療、将来の不安など、
ペットと安心して暮らすための相談に対応しています。
ふくふくサポート制度
飼い主さんの高齢化、入院、施設入所、万が一の時に備え、
ペットが取り残されないよう支える制度です。

山ぼうしの樹犬猫の会
ふくふくネットワーク熊本
山ぼうしの樹犬猫の会は、
犬猫を保護するだけの団体ではありません。
飼い主さん、里親さん、地域住民、ボランティア、
行政、福祉、獣医師、法律専門家、トリマー、
ドッグトレーナー、企業、学校、保護団体。
それぞれの人や専門性がつながることで、
一人では解決できない問題にも、少しずつ道筋が見えてきます。
私たちは、その中心で情報や想いを受け止め、
必要な人へ、必要な支援が届くようにつないでいく
「人と動物をつなぐプラットフォーム」でありたいと考えています。
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団体概要
一般社団法人(非営利型) 山ぼうしの樹犬猫の会
令和5年8月4日(2023年8月4日)
熊本県上益城郡甲佐町糸田136
熊本県内全域
森川 瞳
福井 果林
井 由紀子
飼い主のいない犬猫の譲渡活動及び病気や怪我、高齢等の犬猫を可能な範囲で引き取り終生飼養を行い、殺処分ゼロをめざす。また、動物の適正飼養と生命尊重の普及啓発を図るとともに、人と動物が共生できる社会の実現を目的とする。
団体名称
設立
所在地
活動地域
代表理事
理事
理事
事業目的
登録・届出等
会員数
241名 (令和8年5月現在)
地域ボランティア90名・賛助会員120名・ふくふく会員41名
熊本県登録譲受対象者登録 御保第381号
第一種動物取扱業 保管
〃 譲受
第二種動物取扱業
令和8年度 熊本県動物愛護推進員 第14号~第16号
熊本県動物愛護専門員
熊本県競争入札参加資格



